暮らしのアドバイス

玄関

風雨や砂ぼこりなどで案外汚れている玄関ドア

  1. 玄関ドアは月に1回程度、住宅用洗剤で軽く拭きましょう。
  2. 木製ドアは柔らかい布で拭き、月に1回程度、専用ワックスを塗りましょう。
  3. ドアの閉まり具合は、速度調整弁をドライバーで調整します。
  4. 玄関フロアの砂や泥は表面に傷をつけます。早目にお掃除をしましょう。
  5. ドアノブのくもりには、歯磨きや金属磨きを使用しましょう。
  6. 鍵のすべりが悪いときは、鉛筆の芯の粉を鍵にまぶすか鍵穴にいれます。
    ※油をさすとホコリがつきやすく、かえって故障の原因となります。

台所(キッチン)

最も汚れやすく、且つ最も清潔さを保たなくてはならない台所

  1. ステンレスが嫌う塩分は、よく水に流してから水気を拭きとりましょう。
    ※スチールタワシは厳禁です。また、もらい錆には注意しましょう。
  2. 排水管は2~3ヶ月に1回程度、排水管用洗浄剤できれいにしましょう。
  3. 流し台の下は湿気を含みやすいため、殺菌力のある洗剤で拭き、防水性のある紙やアルミのシートを敷いておくと清潔さを保てます。
  4. 水栓の汚れは液体クレンザーをブラシにつけてこすり、熱いお湯をかけておくと、きれいに乾きます。
  5. ガスレンジの煮こぼれや油はすぐにお湯拭きし、調理の後はレンジの下もこまめに掃除しましょう。
    ガスの元栓は洗剤をしみこませたクッキングペーパーでくるんで汚れを浮き立たせてから拭きとります。
    ゴムホースは、洗剤をつけた布で挟み込むように拭き、その後水拭きしましょう。

浴室(バスルーム)

浴室は湿気がこもりやすく、カビや微生物の発生しやすいところ

  1. 浴槽は、お湯のぬくもりが残っているうちにスポンジに石鹸をつけて洗いましょう。ひどい汚れには風呂用か住宅用洗剤を使用します。
  2. カビにはカビとり剤を使用し、最後は乾いたタオルで乾拭きします。
  3. 排水口も週に1度は点検し、髪の毛や石鹸カスを取り除いてください。
    ※溜まったままにしておくと排水不良をおこします。
  4. タイル目地のひび割れには、エポキシ系接着剤かカビ止め兼用の目地用塗料を塗ります。欠けている場合は、周辺をはぎ落とし汚れを落としよく乾かし て、タイル用セメントやシリコン充填剤で埋めます。
    ※ユニットバスの補修は専門技術の必要なことが多いので、メーカー、工務店などに相談してください。
  5. ホーロー浴槽の傷は、サンドペーパーで錆をとって磨き、乾いてからホーロー補修剤を塗り込み、固まる前にはみ出した部分を除きましょう。

トイレ

トイレの汚れは、時間がたつと乾いて落ちにくくなります。

  1. 便器が汚れたらすぐ拭きとりましょう。落ちにくい汚れはトイレットペーパーにトイレ用洗剤を染み込ませておき1~2時間後に流します。
  2. パイプなど金属部分は柔らかい布で拭いてください。湿気がついたまま放置すると、錆の原因になります。
  3. 床のクッションフロアは、ふだんは固く絞った雑巾で水拭きします。汚れはトイレ用洗剤をつけて拭き取り、その後水拭きしてください。タイルの汚れ は殆どがカビ。洗剤を薄めてブラシでこすってください。
  4. トイレのつまりは、ラバーカップでちょっとしたつまりなら取れますが、これで直らないときは専門の業者にご相談ください。

素材に合った手入れが大切、どれも水分を与えすぎないようにしましょう

  1. 畳は水分を嫌うため、乾拭きが原則です。畳全体が汚れているときは、酢水(酢1:水1)で雑巾を固く絞り、さっと拭いた後に十分乾拭きしてください。
  2. カーペットはダニが発生しやすいので、2~3年に1度はクリニックし、6~10年で敷き替えをしてください。
    ※また、畳の上にカーペットを敷くとカーペットが畳をむらし、ダニ・カビ発生の原因となります。

窓拭きは曇りの日か早朝の、湿度が高く汚れが緩んでいるときがベスト

  1. アルミサッシのほこりは錆の原因になるので、乾いた布でまめに拭きましょう。
    ひどい汚れは、はたきなどでほこりをよく取ってから住宅用洗剤で拭き、さらに水拭きをして乾いた布で拭き取りましょう。
  2. 敷居に砂やゴミがたまると、戸車や敷居が磨り減り、すべりが悪くなります。掃除機やブラシで取り除くようにしましょう。

内装

壁のイメージは、部屋の雰囲気作りに重要なものです。

  1. 布クロスは、はたきなどでほこりをはらい落とし、多少の汚れは消しゴムや固いパンでこすると落とせます。
    目立つ汚れは、住宅用洗剤をぬるま湯で薄 めたものでたたくように拭き取り、最後に乾いた布で拭いてください。
    ※水拭きは、汚れが染み込んでしまうことがあるので注意してください。
  2. ビニールクロスは水拭きできますが、継ぎ目に水が入ると剥がれやすくなるため、雑巾はかた絞りにして使ってください。